寝癖って?

ヘアケア

朝の忙しい時間なのに髪の毛が寝癖で大爆発…。何とか直そうと水で濡らしてみたり、ワックスで押さえつけてみたり、するとその一瞬は寝癖が落ち着いた様に見えるのですが、電車の窓に映った自分の姿は、まるで朝に巻き戻されたかのような寝癖ヘア。
そんな事よくあると思いませんか?ただ、髪の毛って巻きたいなと思ってコテやドライヤーでカールをつけても整髪剤を使わないとすぐに真っ直ぐに戻ってしまうのに、どうして寝癖はあんなに強力にキープされてしまうのでしょうか。

実は髪の毛に癖がついてしまうのは、髪の毛の中の分子による水素結合が原因なのです。髪の毛は水に濡れる事によって内部では分子の結合が切れます。そして、髪が乾いていく事によってまた水素結合が起きます。要は乾く最中に髪の中の分子が結合していくことで髪の毛の流れが決まるのです。
だから就寝前に髪をしっかり乾かさないでいたり、半乾きで横になってしまうと、枕と頭の間に挟まれた髪が曲がった状態で分子がくっついてしまい、そのままの形が付いて「寝癖」になってしまうのです。寝癖がつかない様にする為には、髪の毛を寝る前には完全に乾かし、水素結合を済ませてから寝ればいいのです。

では、1度ついてしまった寝癖を元に戻すにはどうすればいいのでしょうか。それは実に簡単な方法で、もう一度髪を濡らす事で、再度水素結合を解くことです。その場合寝癖が気になる箇所だけを濡らすのではなく、気になる寝癖のある地肌から水で濡らし、再度乾かしてください。また美容室などで行われている方法としては蒸しタオルを乗せて水素結合を解く方法が多く採用されています。

美しい髪を元気になびかせる。ラミューのシャンプー「RAISE」シリーズ

ピックアップ記事