顔の産毛について
体毛の濃さには個人差がありますが、元々顔に産毛が全く生えていないという人はいないですよね。
そもそも体毛は体の大切な部分を守る役割があり、産毛の場合は寒さから顔を保護したり、ホコリや風からの皮膚を守る為に生えているものです。しかし、実際産毛が生えているから顔が暖かいなんて事ありませんし、人間の顔は動物ほど毛が生えていません。それに私たちは寒ければ衣類で温度調整するので産毛が生えている事に大した役割はありません。
「じゃあ剃っても問題ないの?」その通り、産毛は剃ってしまって問題ありません。
むしろ『男性が気になる女性のムダ毛ランキング』では、デリケートゾーンや脇毛をおさえ、堂々のワースト1位に輝いたのが口周りのヒゲ風産毛です。かわいい洋服にバッチリメイクでうっすら髭…。確かに気になるかもしれません。そして1度気になったらその日のデートは1日中ヒゲにしか視線が行かないかも…。考えるだけでゾッとしますよね。
産毛に保護する役目がないと分かった以上、生えている事にメリットはなく、むしろない方が美容にプラスになる事ばかりです。
どんな美容効果があるというと、顔の産毛がなくなる事で肌の色が明るくなります。私たちアジア人はご存知の通り毛の色が大体は黒ですので、もちろん体毛や産毛も黒ですよね。それがお顔の表面全体をうっすら覆っているとなるとお肌の色はくすんで見えます。お顔全体の産毛を剃る事で、本来の肌の色が強調され顔全体のトーンが上がります。さらに産毛がないと、お肌にファンデーションが密着するので化粧のりも良くなり、崩れにくくもなります。
基礎化粧品のお手入れでも、産毛が生えている事で浸透を妨げる原因になる為、有効成分をお肌に届けにくい状態になりますので、産毛を剃る事で有効成分が妨げられる事なくお肌に浸透します。しかしお顔の産毛を剃る事には諸説あり、剃る前よりも毛が太く濃くなると言われたり、お肌の表面を削ってしまう為、乾燥を加速させたり肌を痛めるなどと言った話もありますが、実際産毛を剃る事で毛が太くなるなんてありませんし、お肌を傷つけないように、保湿クリームでお肌をしっかりと保護してから丁寧に剃ればお肌を傷つける心配はありません。上手く剃れる自信がない場合は顔剃りをしてくれるお店で施術を受ける事も出来ます。自宅でセルフに剃る場合も、お店を使う場合もアフターケアを怠るとお肌が乾燥し、痛みますので顔剃りの直後はお肌に優しい保湿力の高いゲルなどでしっかり潤いを与えお肌を整えてください。