フェイスマスクの正しい使用方法
『明日は特別なイベントがあるからお肌の調子を整えたい』『最近残業続きで吹き出物が出来た。なんだか肌が疲れている』
そんな時に手軽に大活躍するのがフェイスマスク。
夜のスキンケアが終わった後にお顔へペタリ、何ならそのまま朝まで貼りっぱなしで寝ちゃう。
長くお肌へ付着させた方が、美容成分がたっぷりお肌に浸透するのでより綺麗になるイメージですよね。
しかし、このフェイスマスク長く付着させる事で綺麗になるどころかお肌に深刻なダメージを与えるとご存知でしょうか?
確かにフェイスマスクのパッケージの裏には5~10分で取り外すように説明書きはありますが、10分位使っただけだとまだまだフェイスマスク自体たっぷり潤っていますし、何だか勿体無いと思ってしまいます。
だからといって長く付着させていると、実は潤いを与えるはずのフェイスマスクが逆にお肌の水分を吸い上げてしまうのです。
結果、せっかく美容成分をお肌へ与えたにも関わらず、水分までマスクに吸い取られ、結果余計に乾燥してしまいます。
イメージするなら水を薄く張ったケースにウエットティッシュを浮かべてください。
初めはティッシュ自体に十分水分が含まれているので、ケースの水も残っていますが、ウエットティッシュ自体の水分が蒸発し始めると、ティッシュはケースの中の水を吸収し始めます。
それがお肌(水分の入ったケース)とフェイスマスク(ウエットティッシュ)にも起こってしまうのです。
スペシャルケアとして使われることの多いフェイスマスクが逆の効果になってしまうと本末転倒です。
まだ美容成分が残っていても勿体ないと長く使用してはいけません。記載されている時間を守り、正しくご使用いただく事が大切です。
かといってまだまだ潤っているフェイスマスクを即捨てなんてできない!
そんな場合はデコルテのマッサージに使用したり、肘やかかとといった特に乾燥しやすい場所へ使って下さい。
正しい使い方をすればフェイスマスクは抜群のスキンケアパワーを発揮します。
ぜひ正しい使用方法を守って美肌を目指しましょう。